月初めの話

5月 月初めの話

 みなさん、おはようございます。まずは、先日4月28日、ゴールデンウィークのさなか永代経法要の御参拝くださり誠にありがとうございます。また、御参勤くださった僧侶の方々にも、御礼申し上げます。おかげさまで、にぎにぎしく無事にお勤めすることができました。次回の法要は8月15日の盂蘭盆会です。間がありますが、またの参拝をお待ちしています。

 さて、今日から新元号、「令和」となります。ひと月前の発表の時にはニュースでカウントダウンなんかをしていたのを覚えています。そのあと配られた号外を手に入れようと、多くの人が集まり、人であふれかえっていました。

 日付が変わった瞬間に、ネット上では令和になって初の~、や新しい元号になったから心機一転・・・みたいなことを書き込んでいる人を見かけます。

 この感じ、なんだか体験したことがあると思ったら、年越しの時の雰囲気にそっくりです。人、あるいは日本人というのは節目で何かと区切って、何かと目標を立てたがるような気がします。かくいう私もそうです。しかしながら、大概その目標はいい加減なところで終えてしまいます。

 今回も令和になったからといって、日暮しに変化はありませんし、自分自身も特別変わりはしません。そうではなくて、私たちは毎日、それこそこの瞬間にも変わり続けています。ですから、そのことを自覚して日々を暮していくことの方が大切ではないかと思うのです。一日一日が二度と来ない一日。そう思えば平成だから、令和だからと関係なく、今日を大切に、有難いものとして生きていけるのではないでしょうか?

 それでは、これで失礼します。

三男 合掌

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