お知らせ・ご報告

盂蘭盆会

 みなさま、久方ぶりの更新になってしまい申し訳ありません。お盆の間は何分忙しくなってしまい、パソコンの前に座るのが億劫になってしまいました。

 先日の8月15日、専願寺盂蘭盆会をお勤めさせていただきました。雨で前日の時よりも大分気温は下がっていましたが、それでも御参拝くださいました御門徒の方々、御参集くださいました僧侶の方々には厚く御礼申し上げます。

 お盆の行事というのは、宗教行事というよりも、日本の夏の時期という意味合いが強いように感じます。よくよく考えますと、家に仏壇や神棚がない家、また無宗教だという人でも関係なしに日本全体がお盆というものとして受け取っています。

 浄土真宗でも、盂蘭盆会の故事から考えますと、教えにあっていない部分もあります。しかしお盆という時期があり、多くの方がお休みをとって、実家に帰り、お仏壇に手を合わせる。また、お墓参りをする。

 私たちはお盆のおかげでお念仏をいただく尊いご縁をいただいているんです。それは紛れもなく阿弥陀さまのはたらきであり、ご先祖の方々が私たちに手を合わさせてくださっているんです。

 そう聞かせていただいて、私は毎年有難いご縁をいただいているんだと思いながら、お参りさせていただいています。

合掌

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